野元正の本-花四季彩
■野元正

●第1小説集

『幻の池』(1997.10)編集工房ノア 1,890円(税込み)SOLD OUT


●表題作は第4回小谷剛文学賞佳作受賞作
●『氷の箱』は第1回神戸ナビール文学賞佳作 受賞
  埋めてなお埋まらぬ幻の池─人間の在処を描く─現代の象徴


収録『幻の池』『トライアングル』『氷の箱』『海のかけら』『たんぽぽの丘』
   
●第2小説集

『海の萌え立ち』(2000.9)審美社 1,890円(税込み)
  
ISBN4-7883-3100-4 C0093

脱落願望を成就していく者たち
ことごとに規制される現代社会の息苦しさに順応しきれなくなり、
すすんで落ちこぼれ、はみ出すことで自己救済を果たそうとする、
ドロップアウト願望の男や女の生態を捉えた問題作5編

    


収録『水音』『薄紅色の時間』『円筒の家』『花葬の谷』『海の萌え立ち』

●第3小説集
『八 景』(2004.12)審美社 2,000円(税込み)
  ISBN4-7883-3114-4 C0093

    現代に生きる男女の機微があやなす様ざまの人生景観5編



 収録:『羽化』『砂の家族』『ドリーム・アイランド』『フズリナ』『八景』

●第4小説集
『飴色の窓』(2010.11.14)編集工房ノア 2000円+税 ISBN978-4-89271-187-9
●表題作は第3回神戸エルマール文学賞受賞作

    



 収録『国境の町』『飴色の窓』『光の向こうに』『ガレキに花を』

 ●第5小説集
『空のかけら』(2010.11.14)編集工房ノア 2000円ISBN978-4-89271-307-1
 ・ ビルの谷間の古い町の失われゆく「空」への愛惜。
 ・ 年神さんの時間の不思議。光る椎の灯火茸の聖女。
 ・ 人と野生動物の里山復活への思い。
 ・ 鎧を造る男の悲哀。
 ・ 母をめぐる兄と弟の確執。
                  植物と描く、いとしきもの6編



 収録『年神さんの時間』『椎の灯火茸』『幻の境界』『赤を鎧う』
   『空のかけら』